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2019年1月28日月曜日

気分とカレー





メニュー全般、

器や盛り付けに
特に決まりはない。

トッピングも変えるし、
たまにレシピを変えるものもある。

いつもは薄力でつくるスコーンも、
今回は強力粉でだ。

さすがに量の多寡や内容の不公平は避けるが、
そこから先はあくまで気分である。

気分…

なんとも あやふやなものではあるが、

哲学者マルティン・ハイデガーによれば
「気分」とは何よりも先に僕たちのうちに起こる
人間の実存の基礎であるとか。

もちろん、かの哲学の巨人と僕などでは
「気分」の深みがまるで違うであろうし、

そもそも、難しくってよく分からない。

要は気分任せのほうが、より人間らしいってことなのかと
トンチンカンに受け取って、

今日もその場の気分で盛り付けよう。









さて、カレーライス、

只今の付け合わせはゆで卵と燻製鶏ですが、
気分でマッシュポテトや
自家製の福神漬けなどに代わるやもしれません。


そんなカレーライスをこの度、
100円ばかりお値下げしました。
これは気分…ではなくて、
出来るだけお求めやすくお届けしたいと、
頑張っての勉強です!

(それなりに原価と手間暇かかっているんですよ…)

もしかしたらまた元のお値段に戻すかもしれませんし、
それは気分によるものかもしれません。



欧風のカレーになりますが、
椎茸&昆布&和牛の滋味あふれるストックと、
手作りギーがとっても優しい。

そしてもちろんスパイシー。
ヒマダコーヒーの自信作です。

是非、この機会に召し上がってみて下さい。




2019年1月27日日曜日

ブランケットをどうぞ






お膝元が涼しければ
ブランケットをご利用ください。



お尻も意外と冷えるもの。
座布団として使って頂いても結構です。



2018年12月29日土曜日

新メニュー:オムライス




新メニュー

オムライス

ナポリタンはしばらくお休み。

代わりにこちらオムライス。






“巴里の空の下オムレツのにおいは流れる”



なんて随筆を残したのは
シャンソン歌手の石井好子さんですが、


葉山の潮風のもと
ふわとろオムレツの下には
ケチャップ・ライスが。

ケチャップも具材ベーコンも自家製、

玉子は純国産種“岡崎おうはん”のものを使っています。

サラダとピクルスも一緒にどうぞ。

もちろん、オムレツのいいにおいも流れています。

巴里の小唄でも口ずさみながらお愉しみください。





いや〜、

なんででしょうね。

玉子料理ってどうしてこんなに夢があるのかしら?











以上、2018まとめ 其の2でした。



いつかのケータリング風景





2018 いつかのケータリング風景


7/14

junichi ogawa - ちきゅうのがっこう


於:Himmel  葉山




お品書き


   ・スモークチキン、ラズベリーリーフ、人参ピクルスのピタサンド

   ・スコーン - カモミールとクランベリーのバターを挟んで

   ・そらまめ粉のクラッカー

   ・根菜のラタトゥイユ

   ・自家製ドライトマト

   ・ポテトチップス - ホーリーバジルの“のり塩”風

   ・カヴァの利いた冷やし飴



大好きな人、大好きな場所、

尊敬でき、信頼できて、
気持ちがすっと晴れるような場所と人たち、
そして時間に

ささやかなお食事をお添えさせて頂きました。



夏のことになりますが、
ご報告しておりませんでしたので
2018年のまとめとして紹介させて頂きます。

ヒマダコーヒーでは
ケータリング等も承ります。
ご用命ください。




以上2018まとめ其の1でした。




2018年12月18日火曜日

父の気がかり








これで、たいていの場合は、会話は終わりになってしまう。
もっとも、こうした返事を彼がいつもするとは限らない。
しばしば、彼は、木でできているかのように、
木のように長いこと押し黙っている。

フランツ・カフカ 『父の気がかり』より





高校の同級生にOという男がいた。

クラスの中では、
あまり目立たないタイプだっただろう。

けれども噛めば噛むほど…というやつで、
付き合いを深くするほどに妙な味わいを醸す男であって、
何だかんだでクラス内の隠れた人気者だった気がするし、
実際、僕自身も彼のことが好きだった。

とにかく変わった男で (僕も変人だったが…)
言葉でのコミュニケーションがいつも一つボタンを掛け違ったふうになってしまうのだ。

それがどうにも人をイラつかせるのであるが、
そのもどかしさが “疼き”となって不思議な快感を伴うのだからたまらない。
病みつきになる。

結局、僕らは高校生にして彼に一種のマゾヒズムを養われていたのかもしれぬが、
「本当に変わった奴は目立たず、一般市民のなかに紛れている」という
サイコパスと同様の定理を僕が見つけたのも、彼との交友を通してだ。


「そろそろ、髪の毛 切りたいな」

「Oは髪をどこで切ってるの? 美容院?それとも床屋?」

「…あそこね、多分、熱帯魚なんだよね…」

「……………………??」

こんなやり取りを憶えている。


決して饒舌なタイプではなかった。
むしろとつ弁な手合いだ。

そしてぽつり、ぽつりと、
慎重に言葉を選びながらトンチンカンなことを言うのだから ますます“疼く”。

頭は悪くなかった。それどころか哲学者を思わせる何かがあった。
言うなれば天才的な素養が強かったのだろうと今にしては思う。

思考が飛躍しているのだ。
思惟が会話のプロセスを何段か飛び越して口から出るのだろう。
彼の発言は、言うなれば言葉の“消える魔球”だった。

会話のキャッチボール中に魔球を放たれては僕らのコミュニケーション能力では
捕球できない。

当時 僕らは未だ缶蹴りなどをして遊んでいた。
無論 女性とのお付き合いなど考えたこともない。
幼稚だったのだ。


先ほどの会話の真意をひも解くと
いつも通っている美容院だか床屋だかには水槽が置いてあり、
そこには熱帯魚のような魚が泳いでいると、そういうことだったらしい。
結局、美容院か床屋かは分からなかったが。


ある日の下校時、何となしに昔の話をしていて僕は知ったのだが、
絵本や紙芝居などの代わりに彼は幼少時、
フランツ・カフカの物語を両親から語り聞かせて貰っていたという。

なるほど、彼の持つ漠とした後ろ暗さや、埒のあかない感じ、
交通不全のもやもや感は、たしかにカフカ的だと、
妙に得心する半面、少しゾッとする思いも半分だった。


英才教育や情操教育とも言うけれど、
やはり子供には子供らしい読み物をと、
僕は十代の時に思い知らされた。

子を得て、やがて僕も寝しなの物語りをこの子に聞かせてやるのだろう。
手に取る本はきちんと選んでやりたい。


高校を卒業してから、Oとはまるで会っていない。
現在、どこで何をしているのか全くの不明であるが
同窓会などにも全く顔を出さない僕にもその一因はあるだろう。
交通不全は彼だけではない。僕は人に連絡することが何より苦手なのだ。

きっと街ですれ違ってもお互い気付くこともないかもしれぬ。
逢っても話すことなどないかもしれない。

けれども彼の印象はカフカのイメージを伴って、僕の中に強く残っている。





息子にカフカを読むのはやめておこう。




































2018年8月1日水曜日

ヒナノビール





タヒチは、微笑をたたえ情けぶかい。
それは魅力と美とを惜しげもなくふりまく美人さながらである。

サマセット・モーム 『月と六ペンス』より



タヒチのヒナノ・ビールが届きました。

ヒナノとは、現地でよくある女の子の名前だそうです。
きっと日本の花子のようなものでしょう。
魅力と美とを惜しげもなくふりまく美人さんだと思います。

南国らしい、軽い飲み口が爽快なラガータイプのビールです。

さぁさぁ、まずは一杯。

夏を愉しみましょう。





2018年7月30日月曜日

今回の“お野菜盛り合わせ”は






料理と言うにはおこがましい程の
ごくごく、シンプルな素材頼みのお食事ですので
臆面もなく自画自賛しておきます。

すっごく美味しい!

今回のお野菜盛り合わせは
“自家製ドライトマトとパルミジャーノチーズ”。

旨みの塊をご堪能ください。

メニューには載せておりませんが、
有機白ワインのハーフボトルも若干数ストックございます。

上記 盛り合わせとよく合います。
ひと声おかけ下さい。





2018年6月28日木曜日

珈琲、もう一杯



ディランにマーリー、

二人のボブは共に
珈琲をもう一杯飲んだら行くと歌います。

ディランは旅に、
マーリーは彼女とサヨウナラ。

Bob Dylan / One Cup Of Coffee
Bob Marley / Cup Of Coffee

二人ともとても格好いいけれど、
それを真似る必要はありません。

そんな慌てなくたって、
ただのんびり二杯目の珈琲を。

その後に予定はいりません。
それで良いではありませんか。

当店では、
ドリップ珈琲のお代わり各種200円引きでお出ししております。

ブレンド → メキシコ などの乗り換えも可能です。

もう一杯の珈琲が
あなたのその日を少し、良い日にできたら幸いです。


どうぞ憩いにいらして下さい。

たまにボブ・ディランをかける、ヒマダコーヒーよりのお誘いでした。














2018年5月14日月曜日

新メニュー カヴァカヴァ・ソーダ




新メニューの紹介です。

新しいソーダ飲料が出来ました。

名前は カヴァカヴァ・ソーダ と言います。

カヴァと、生姜と、時計草をベースに作りました。


カヴァとは、ポリネシアなどに自生する植物で、
その根の成分を飲用します。

高い鎮静効果があり、また抗不安、催眠作用もあります。

飲むと少しふわっとします。舌が痺れることがあります。

南の島では宗教的儀礼にも用いられてきました。

僕はハワイ島で初めてカヴァを飲んで気に入りました。
ハワイでも先ずはちょっとしたおまじないをしてから頂きます。

とは言えカヴァ自体はそんなに美味しいものではありません。
香りは良いのですが、泥っぽい味が強いのです。

そこで飲みやすいジンジャーエール風に調合いたしました。

生姜と、これまた鎮静作用の高い時計草(パッションフラワー)の葉と、
https://himadacoffee.blogspot.jp/2018/04/blog-post_23.html
いくぶんのスパイスなどでの処方です。





あまり強烈にはしておりませんが、お勧めはいたしません。
それなりに効きます。
あくまで自己責任でご飲用ください。

お勧めしない新メニュー。

その名もカヴァカヴァ・ソーダ。

こいつは刺戟的です。






2018年1月1日月曜日

お正月三ヶ日のメニュー




明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。


さて、お正月三ヶ日の
ヒマダコーヒーはこのような感じ。

チャイや甘酒、お汁粉など温めて
皆さまのお越しをお待ちしております。

初詣のついでにでも
お立ち寄りください。


皆さまの2018年が
実り多い年になりますよう。

店主



2017年12月12日火曜日

お弁当



先日のことですが、
ご依頼を頂戴しまして、
お弁当を作らせて頂きました。

品書きは

くちなしで炊いたご飯

自家製ケチャップと自家製オイスターソースの
  海老チリソース炒め。

ココナツミルクの玉子焼き。
  大根葉の魚醤炒めをとじて。

牛蒡とカシューナッツのココナツオイル炒め。

大根と香菜の浅漬け。


エスニックとのご希望でしたので
南シナ海の雰囲気でお作りいたしました。

素材は全て安心安全なものを用いております。

写真は撮り忘れました。

和洋中、
仕出し、ケータリングなど、
ご予算と僕の余裕に応じてお受けいたします。

ご相談ください。



2017年10月8日日曜日

あたらしい豆 あたらしい淹れ方



ビバ・メヒコ!

皆さんオーラ。
つい、浮かれてしまいましたがメキシコです。

本日から珈琲メキシコ豆の取り扱いが始まります。

メキシコ・マヤビニック深煎り。
マヤ先住民によって育てられた有機栽培 手摘み 
フェアトレードのお豆です。

ヒマダコーヒーの新しい定番は
国分寺 ねじまき雲さんより。


世田谷 グラウベルコーヒーさんから
•いつものブレンド   
http://www.glaubell.net

国分寺 ねじまき雲さんから
•シングル豆-メキシコ  
http://nejimakigumo.bitter.jp

しばらくはこの2種を当店ドリップ珈琲の
枢軸として提供していきたいと思います。

さて、このメキシコ豆の特色は、
生カカオのようなコクと甘み。ほろ苦さ。
葉巻を思わせる薫香。そしてアーシーな泥臭さ。

敬愛するねじまき雲さんよりの到着です。



さて、コーヒーのドリップには、点滴抽出という技法があります。

注ぐ湯をひとしずく、ひとしずく、
1滴ずつ落として淹れる。
時間と集中力を要する好きもの好みの淹れ方ですが、
この度、点滴抽出コーヒーを新メニューとして
当店でも始めることにいたしました。

点滴と聞くと医療を喚起して
少し気味が悪いと思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですのでここはひとつ、
点滴を、ドロップレットと言い換えて耳触りよく。

こちらドロップレット珈琲は
デミタスカップ(70ml) でのご提供。

使う豆は上記、メキシコになります。


ヒマダコーヒー新しい豆に新しい淹れ方。
そして定番「いつものブレンド」

読書の秋の傍らに一服いかがでしょうか?


それではアディオス。
ムーチョ・グラシアスでした。













2017年9月25日月曜日

昆布だしのポタージュ



毎度、日替わり気まぐれのポタージュ。

只今のお味は、かぼちゃと甘酒。

かつて、作家の阿川弘之さんは、
翻訳作業の難しさを、「昆布だしでポタージュをつくるようなもの」
なんて例えていましたが、

近ごろはそんな昆布だしで作る
ポタージュスープがお気に入りです。

素材の味を大切に、
ごくごくシンプルな作りですので、
あまり難しいものではありません。

くだけた気持ちでお召し上がりください。

ほのかな昆布だしの風味。
少し甘めの、秋めいた味わいです。

かぼちゃと甘酒のポタージュ

よろしかったら召し上がれ。