2017年9月21日木曜日

アウトドア用のコーヒーポット




先日の焚き火で用いた
コーヒーのドリップポットがこちら。





スウェーデン、
トランギア社のアルミ製ケトルに、
手作りパーツを装着して。


          













ドリッパーに関しては色々と、
屋外向けに趣向を凝らした製品が
出回ってもいるのですが、

ドリップポットには
アウトドア仕様に特化されたものが見当たりません。

ピクニックでは普段お使いのポットをお持ちになれば
それで十分こと足りますが、
こと焚き火や登山になると、家庭用ポットでは焦げたり重かったり
また持ち手が熱くなったりと、
いろいろ難点が出てしまいます。

そこで、野点でもコーヒーを美味しく効率的に淹れられるよう、
ケトルに装着する注ぎ口を自作いたしました。




この改造によって湯を細く、
またコーヒー豆に近い位置から注ぐことが出来るようになりました。



細く近くから。これはご自宅で淹れられる際のコツにもなりますが、
屋外での抽出においては湯が風に煽られにくくなり、
また冷めにくくなるという利点にもなります。




この自作の注ぎ口は以前から使っていたものなのですが、
先日、初めて見た友人らからの受けもよかったので、
改めて発表をさせていただきます。

造作自体はシンプルなものです。
材料はゴム栓とアルミパイプのみ。



アルミパイプをカットし、曲げて、先端を少し絞り、
穴をあけたゴム栓に通しただけ。実測にして6g。

簡単な工具さえあればどなたでも自作できるでしょう。
ゴム栓の素材をシリコンに替えればより耐久性は上がりますし、
パイプ径の太さで抽出スピードのコントロールも出来るかと。
ちなみに私はΦ8mmのパイプを使っています。

適当に作っただけなのですが、
結果、ヘタなドリップポットより淹れやすいものになりました。

屋外で飲むコーヒーに関しては多少の工夫を凝らして参りました。
今後、少しずつでもそのティップスをご報告していきたいと思います。

外遊びが嬉しい季節になって参りました。
皆さまもどうぞ素敵な行楽の秋をお迎えください。



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