コールドプレイというバンドを初めて知ったのは、
旅行で訪れていたヘルシンキのホテルのテレビのMTVでだ。
フィンランドのバンドスッゲー!!と早とちりした僕は翌日さっそく
いくつかヘルシンキ市内のレコードショップを回ってみたが
残念ながら彼らのアルバムは見つからなかった。
帰国後、駄目元で渋谷のタワーレコードで探してみたら
呆気ないほど簡単に見つかったのには少し驚いた。
コールドプレイがイギリスのバンドだと知るのは帰宅して
CDの封を開いてからのことである。
とても良いアルバムではあったが、
結局あまり聴かなかったのは、旅の興奮が冷めたこともあり、
またご当地バンドを掘り当てたという勘違いも抜けてしまったせいだろう。
当時の僕はインストゥルメンタルばっかり聴いていた。
現在でも活躍していることを知ってはいるが、
僕にとってのコールドプレイは、あのファーストアルバムで止まったままだ。
友人との会話の中に彼らの名前が上がり、
ふいに、約20年前の小さな勘違いがよみがえった。
ついでに、20世紀最後のクリスマスに沸くヘルシンキの街並みも思い出す。
当時はまだアラビア社も健在であった。
近所の美術館では現在カイ・フランク展を催しているという。
懐かしい。行ってみるのもいいかもしれない。
当時はまだアラビア社も健在であった。
近所の美術館では現在カイ・フランク展を催しているという。
懐かしい。行ってみるのもいいかもしれない。
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