今でこそ日々活用している圧力鍋だが、
実は僕は以前、圧力鍋に対して、
軽い恐怖心を持っていた。
何が怖いって、
金属の塊の中に高圧が唸り猛っているかと思うと
それが今にも破裂しそうな気がして…
人知れずちょっと怯えていたのだ。
その心配を克服したのは、結局、慣れと云うものだが、
何でも世の中には、本当に圧力鍋を利用した爆弾があるらしく、
かつては学生運動や、今でもテロ活動で用いられていると云うから、
あながち僕の不安も見当違いのものではなかったのかもしれない。
芸術は爆発だ!とはご存知、
岡本太郎氏の名言であるが、
その爆発的なエネルギーは
料理の皿に閉じ込めて、
今日も破壊活動ではなく、
おいしいものを作るため、圧力鍋を使いたい。
どうぞひとつひとつの食卓が穏やかで平和なものになりますように。
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