毎朝、ホワイトセージを少し焚く。
セージの束に火をつけて、
たなびく香りで一日の始まりをことほぐのだ。
空気を浄め、
ついでに気持ちも切り替える。
スマッジングと云う浄化の作法。
これ、ネイティブアメリカンの智慧。
清くおごそかな心持ちで臨みたいもの。
とは言え、
なかなかそうはなってくれない。
なぜなら、僕は火遊びが好きなのだ。
蝋でもマッチでも 焚き火でもいい。
結局、何かを燃やしていれば機嫌がよくて…
放火魔はこうして生まれるのかと
我ながら危ぶみつつも、
朝のスマッジングは、
一日の始まりの 気つけを得るためにも半分なっている。
起きぬけのエスプレッソみたいなものだ。
シャーマンや
メディスンマンにはなれそうにない。
高尚にはなれず。
花火で友達を追い回していた
あの頃に、まだまだ心性は近いようだ。
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