ローリエの葉は、
使う直前に少し
火で炙るといいと言われています。
焼きをいれることで薫りがよく出るからです。
ただ、煮物に使う際、
そのことによって、どれだけの違いが結果に出るか、
実は僕にはよく分かりません。
あまり変わらない気もするのです。
それでも必ず、
少し炙ってから使うことにしています。
セイジを焚いたような心地よい薫煙が立ちあがり、
どこか秘儀めいた気分になります。
料理人は神の遣わした預言者である。
とは、英国の作家ジェロームの言葉ですが、
さすがにそれは大袈裟かもしれません。
けれども、こうは言えるでしょう。
心こめて料理する時、人は誰でも魔術師なのだと。
料理人は神の遣わした預言者である。
とは、英国の作家ジェロームの言葉ですが、
さすがにそれは大袈裟かもしれません。
けれども、こうは言えるでしょう。
心こめて料理する時、人は誰でも魔術師なのだと。
そう、なぜならローリエに火を点すのも、
"おいしくなぁれ "の おまじない に他ならないのですから。
"おいしくなぁれ "の おまじない に他ならないのですから。
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