“判りきったことだが、コーヒーは輸入せねばならない。
戦争になったら、コーヒーはお仕舞いである。
大きな声では言えないが、私が平和運動に熱心なのは、
一部分、コーヒーが飲めなくなることへの恐怖から来ているのかも知れない。”
清水幾太郎 『この歳月』より
なるほど、
こういう反戦もあるのか。
清水幾太郎は1907年生まれの、
社会学者、評論家。
またコーヒー好きでもあるようだ。
輸入だけではない。
戦争など始まろうものなら
おちおちコーヒーも楽しめない。
頬杖ついて、
あくびをしつつ、
コーヒー飲める。
この安穏の日々に感謝したい。
* * * *
さてと、明日の1月7日から
また通常営業が始まる。
改めまして、
皆さま本年もどうぞ宜しくお願いします。
鼓舞するためのカフェインでなしに、
思わず、居眠りしてしまうような、
安らぎある平和なコーヒーを淹れたいと、
安らぎある平和なコーヒーを淹れたいと、
店主はいつもそう思っております。
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