その見た目から時計草(トケイソウ)と呼ばれる
Passiflora Carrillo であるが、
Passiflora Carrillo であるが、
英語ではこれをパッションフラワーと言う。
いかにも情熱めいた派手な容姿の花ではあるものの、
この“パッション”とは“情熱”のことではなく、
キリストの“受難”のほうの“パッション”なのだそうだ。
*英語でキリストの受難を the passion と云う。
なんでも宣教師が、預言の「十字架上の花」に見立てたとか、
花の形を十字架や荊の冠と見なしたとか、
何はともあれ時計草は
キリスト教の伝導に何かと活用されてきたらしい。
ちなみに、私ごとで恐縮であるが、
長髪だった頃はよくキリストっぽいと言われたものだ。
僕の持つ悲壮感や貧相さが、ちょうど受難めいていたのだろう。
さて、この時計草、
葉はハーブとして利用され、主に身心の鎮静効果が認められている。
情熱(パッション)ゆえの、苦しみ(パッション)とは
友人のAさんの弁である、
僕のいつもの悶々が、情熱によるものかは分からぬながら
夏からは、このハーブを使ったソーダ飲料を提供しようかなとも思っている。
皆さんの情熱と受難をいたわれたら…そうも思っている。
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